タイピングゲームで高評価を取るための極意ではありません
実践的タイピング つまり実生活で使えるタイピングの極意を伝授します
一般的に言われているタイピング速度向上のための技術と近いこともありますが、
ワープロ検定1級の私が実生活に落とし込んでわかりやすく説明していきたいと思っております ぜひ最後まで読んでみてください
最初にまとめを書きます 最後まで読んでもらえたらうれしいです
まとめ
- 初心者はタイピングゲームで基本を学ぶべし
- 慣れてきたら文章をとにかく打つべし
- ミス無く、川の流れのようにスムーズに打つべし
それでは詳細へどうぞ
そもそもタイピングゲームのタイピングと実生活のタイピングは何が違う??
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もちろんこれらのスコアはいいに越したことはありませんが、実生活のタイピングとは
違います
じゃあ、何が違うのか?
- タイピング方針の違い
- 誤入力のペナルティの重さ
- 文字入力変換の有無
- タイム制限などによる精神的負担
まだまだあるとおもいますが、今回はこの4つに的を絞って説明していきます
タイピング方針の違い
タイピングゲームでの方針はそれぞれあるとはおもいますが、
タイピング数を増やして極力ミスを減らす
が大半なのではないでしょうか?大前提にタイピング数が増えなければ点数はあがりませんしね
多少の打ち間違えがあっても、スピード感を持ってどんどん次へ次へ打っていきます
攻めのタイピングですね
しかし実生活のタイピングは
ミスを無くして極力タイピング数を増やす
こちらは大前提がミスを無くすになります その上でタイピングを増やせたらなおよし
まさに守りのタイピングですね
誤入力のペナルティの重さ
先程の攻めのタイピングと守りのタイピングの差はここになります
タイピングゲームではタイピングミスをした場合、入力が止まってしまい、正しい入力をしないと先へ進めません そしてミスは数をカウントして最後の結果に記載されます
「Rの打ち間違えが2回、Bの打ち間違えが1回」
といった感じですね 加点評価に近いですね ミスに対するペナルティは軽めです
e-typingの結果例の画面です
ところが実生活の場合は入力ミスは修正しなくてないけません もしも打ち間違えに気づかずどんどん入力してしまうと大惨事です 戻って戻って修正しなくてはいけません
修正、誤字脱字の精査はとても労力のかかる作業になります なので必然的に入力ミスをしないタイピングが重要になってくるんですね こちらは減点評価ですね ミスに対するペナルティは重めになります
文字入力変換の有無
こちらも大きな違いになります
タイピングゲームでは文字の変換作業がありません
【教育】と打つのも【今日行く】と打つのも同じになります
しかし実生活では違いますよね?
この変換作業がポイントです
「どこまで入力して変換するのか?」「いくつか変換候補が出たときに適切な変換を選べるのか」
ここは技量が必要だと思います 小さな作業だと思われがちですが、この作業がどれだけ最適化されているかどうかが、実生活のタイピングでの差になると思います
タイム制限などによる精神的負担
ゲームはスピード重視のため慌ててしまいます タイム制限などもあり、とにかくドキドキします
これがゲームの楽しいところではあるのですが、実生活ではこのような精神的負担はほぼありません
ある程度の締切などはあるにしてもゲームほど焦らせられることもありませんね それどころか、自分で文章を考えて入力するときなどは、入力速度よりも文章を考える速度のほうが遅いことがほとんどです
実生活ではタイム制限などによる精神的負担はないと言ってもいいのかもしれませんね
まとめ
方針 | ペナルティ | 文字変換 | 時間的余裕 | |
タイピングゲーム | スピード重視攻めのタイピング | 軽い | なし | ハラハラ・ドキドキ |
実生活タイピング | ミスをしない守りのタイピング | 重い | あり | 余裕たっぷり |
じゃあ実生活のタイピングで必要なことって?
ここまで読んでくれた方はなんとなく予想がついているのではないでしょうか?
- 慌てず、ミス無く、流れる川の如くスムーズなタイピング
- 効率的な文字変換、漢字転換の最適化
だとおもっています
おすすめの習得練習方法
私もワープロ検定1級に合格するために行った練習方法をご紹介したいとおもいます
とにかく文章を打つ
単語を打つ練習よりも文章を打つ練習がおすすめです
これは自分で考えた文でもいいですし、好きな本や雑誌の文章を打つのもOKです
自分で考えた文章なら、文章を考える能力も同時に鍛えられますし一石二鳥です
「自分で文章を考えるって言ったって思いつかないよー」
そんな人は、好きな本や雑誌、新聞の記事などを打つ練習をするのもおすすめです
とにかく数をこなして文章を打つ練習をするのが1番の実践練習になります
単語の登録、文章の切れ目を考えながら打つ
PCやスマホでは自分で単語登録をする機能があります
例えば「えび」と入力すると「A.B.C-Z」とすぐに変換できるようになります
よく使う単語などを登録しておくとすぐに呼び出せて打ち込みスピードが圧倒的に向上します
文章の切れ目を考えるというのは文字の変換に関係あります
どこまで入力して、変換すれば自分の思い通りの変換ができるか、日々考えながら文章を打つようにします
この変換の最適化はとても深い世界だと思っています 私自身もまだまだ使いこなせていないと思います
さらに今では予測変換というものもあります この機能を駆使することで何倍もの作業効率になります これは普段から文章を打ち、機械に学習させることで徐々に最適化されてくるので普段からの練習が大きな差になってくるとおもいます
タイピングゲームはやらないほうがいいの?
これは、はっきりといいます
やったほうがいい!!
なぜならタイピングゲームはタイピングの基本を学ぶには非常に有効だからです
キーボードの配置がまだわからない人、キーボードを見ながらじゃないと打てない人(ブラインドタッチ 今はタッチタイピングともいうらしい)
これらに当てはまる人はタイピングゲームは非常におすすめです
タイピングゲームは楽しく入力の基本を学ぶことができるので、飽きずに楽しくステップアップができるようになります
おすすめのタイピングゲームを紹介しておきます
ココアの桃太郎たいぴんぐ
タイピングRPGという新ジャンルで楽しく練習できます 可愛い絵柄と音楽でお子様にもおすすめです
本当の基本中の基本から学ぶことができるので最初の入門用としておすすめ 慣れてきたらたいぴんぐ検定で自分の腕前を確認してみよう!
my typing マイタイピング
かわいいひよこが特徴のタイピングゲームサイトです 歌詞を打つタイピングやビジネスメールのタイピングなど実践的なことも練習できます
初心者向けのページも充実しており、とっつきやすいです
まとめ
- 初心者はタイピングゲームで基本を学ぶべし
- 慣れてきたら文章をとにかく打つべし
- ミス無く、川の流れのようにスムーズに打つべし
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